原画展行ってきた。その3
ダイヤのAはアニメしか見ていないわたし。
原作いっこも読んでないから、展示してある原稿で初めて原作に触れたのですが、白黒の世界なのに、1シーンごとに躍動感を感じました!
たとえば、アニメだと声があるから、歓声も「ワアアアア!」って盛り上がるけど、漫画では大きい「ア」の文字がコマの上を通っていくように何コマかに渡って描かれていて、そこに客席の盛り上がりが感じられる。
でも、普段わたしが漫画を読む時は、歓声の「ア」の文字に注目なんかしないし、サラッと流すようなところなんですよね。
目から入る情報で無意識に歓声を想像して読み進めているんだと思います。
今まで特に気にしたことがなかったところが気になって、これから漫画を見る目がちょっと変わりそうです!
実際の原稿を見て、作者の意図だったり、気遣いだったり、本編のストーリーとは別の、漫画を作る側の考え方を感じる取る事ができた様な気がします。
よくよく考えれば、漫画家って、演出家でもあるんだなって思いました。1シーン毎にどう見せるかを考えて描いているんですよね、きっと。
かっこいいなぁ。
余談ですが、なぜこのシーンを展示したんだろう?とか、展示してあった原稿を選んだ基準も気になりました(笑)
まだ続いてもいいですか?(笑)